私の家が近くなってきたころ、やっと口を開いた。
「ねえ、な、なずなちゃんって・・そのっ・・か、彼女なの?」
「えっ!なずなが?そんなわけないじゃん。なずなは幼なじみ。小中は花鳳だったんだけど高校は受験して栄光女子に行ったんだよ。」
彼女じゃ、なかったんだ。
「なずなに恋心なんて全然ないし。ちっちゃいころから見てると恋愛対象に思えないんだよね。」
雨之瀬君はそう言うけれど、あの子は幼なじみとしてじゃない。雨之瀬君を、恋愛対象としてみてる。あの瞳は・・・、ただの幼なじみにはむけない瞳だった。
あの瞳から、(真澄のことが好きっ!)って思いが・・伝わってくるようだった・・・。
まったく勝ち目はないわけじゃない。でも・・いつ雨之瀬君がなずなちゃんを恋愛対象としてみるか・・好きになるか、分からない。
どうしたら・・・いいんだろう・・・。
でも・・・私の気持ちに変わりはないから。
絶対、折れないから。
「ねえ、な、なずなちゃんって・・そのっ・・か、彼女なの?」
「えっ!なずなが?そんなわけないじゃん。なずなは幼なじみ。小中は花鳳だったんだけど高校は受験して栄光女子に行ったんだよ。」
彼女じゃ、なかったんだ。
「なずなに恋心なんて全然ないし。ちっちゃいころから見てると恋愛対象に思えないんだよね。」
雨之瀬君はそう言うけれど、あの子は幼なじみとしてじゃない。雨之瀬君を、恋愛対象としてみてる。あの瞳は・・・、ただの幼なじみにはむけない瞳だった。
あの瞳から、(真澄のことが好きっ!)って思いが・・伝わってくるようだった・・・。
まったく勝ち目はないわけじゃない。でも・・いつ雨之瀬君がなずなちゃんを恋愛対象としてみるか・・好きになるか、分からない。
どうしたら・・・いいんだろう・・・。
でも・・・私の気持ちに変わりはないから。
絶対、折れないから。