雨の日の裏庭で。

「いやー。詩之川いないと教室って静かなんだなー。」

「心配したんだぜ?李那羽も一人になってるし。」

「私織んとこ行くからいいもん。」

「おまえ、いのこりさぼりやがったな?」

高桑君と南谷君と雨之瀬君?!

「びっくりした?」

いや、びっくりしたって・・。そりゃあね。だって、私のす、好きな人がいるんだよ?

「びっくりだいせいこー!」

李那羽!

「あっ!あたし、今日ピアノだった!私織、送って?」

たくらんでいるような笑みをうかべた李那羽が行った。