雨の日の裏庭で。

ふと、李那羽のほうを見ると、耳が少し、赤かったように見えた。


南谷君の隣だからかな?


ほほえましい。



休み時間。


「積極的だね、南谷君。」


李那羽にそう言うと、


「いや、びっくりした。私織がそんなこと言うと思わなかった。」


「私、南谷君に、李那羽の隣だもんねえって言ったら怒られちゃった。顔赤かったよ。」


そう言うと、李那羽も顔を赤くする。分かりやすい人たちだ。


「~~雨花も相当分かりやすいよ。」


「エスパーか!?なんで考えてること分かったの?」