雨の日の裏庭で。

「お前、その顔がどんだけ俺の理性ブッ壊してると思ってんの?ほんとむかつく。・・・なんだよ。」

最後のほうは聞き取れなかった。

「えっ!ご、ごめんなさい。」

「何でもねえよ。それよりさ、仲直りしようぜ。」

そういって、ニッと笑った。

あ・・・いまさら気づいちゃった。私・・・雨之瀬君のことが、好きだ。好きだったんだ。前から。
バカだ。李那羽が言ってたことってこういうことなんだ。

私、人を好きになることが・・怖いはずなのに。もしかしたら、本能では気づいてても、否定してたのかもしれない。そんなはずないって。