人を好きになるなんて信じられない。私が誰かを想うなんて考えられない。
そうなった人を、小さい時からずっと間近で見てきたから、余計にそう思っていた。
雨之瀬君のこと、そう想うことなんて、ありえない。
「少しは恋心、信用してみたら?」
李那羽は昔からそういう。
「渡辺(わたなべ)さんのときからそこは変わらないね。」
私の前の苗字は渡辺。その前は成瀬(なるせ)だった。
「渡辺のときから変わってない・・かもしれないなぁ。信用、してみようと思ったこと、あるんだよ。でも勇気が出せなかった。出なかったんだ。やっぱりママたちのこと思い出しちゃうんだ・・。私もどうせ、捨てられる。そんな危機の中で幼少期過ごしたから。私も魅花も。・・きっと翔来も。」
そうなった人を、小さい時からずっと間近で見てきたから、余計にそう思っていた。
雨之瀬君のこと、そう想うことなんて、ありえない。
「少しは恋心、信用してみたら?」
李那羽は昔からそういう。
「渡辺(わたなべ)さんのときからそこは変わらないね。」
私の前の苗字は渡辺。その前は成瀬(なるせ)だった。
「渡辺のときから変わってない・・かもしれないなぁ。信用、してみようと思ったこと、あるんだよ。でも勇気が出せなかった。出なかったんだ。やっぱりママたちのこと思い出しちゃうんだ・・。私もどうせ、捨てられる。そんな危機の中で幼少期過ごしたから。私も魅花も。・・きっと翔来も。」



