私の家は詩之川生花店という店を営んでいて、私か1つ下の妹の魅花(みか)か13こ下の妹の架夜(かや)が跡取りだろう。


「ね、あれ見て。」


「?」


同じクラスの雨之瀬 真澄(あまのせ ますみ)君。


運動がなんでもできて、目がくりくりしていて顔もかっこいい。


誰でも打ち解けて話すことができる。


もう1人は確か・・・隣のクラスの佐島 愛(さしま まな)さんだ。


顔が可愛くて、うちのクラスでも評判だ。


「告白かな?」


「・・・そうかもしれないけど李那羽が気にすることないでしょ。教室行くよ。」


「えー。雨花は気になんないの?」


「・・何で気にしなきゃいけないの?」