「雨花ー!!久しぶりー!!」


南谷君の仕事の都合で、南谷一家は園本学区から少し遠いところに引っ越していた。


「元気だねぇ、桜ちゃん」


「よく言われる・・・!!遊心君も、元気そうだよね。遊紗ちゃんは大人しそう」


「いやいや、逆なんだよね!!遊紗の方がすごい元気で・・・」


私たちはずーっと話をしていた。


最近言うことを聞かないとかすぐ泣くとか。


時間を忘れるほど長いこと話していた。