雨の日の裏庭で。



真澄君があからさまに嫌そうな顔をした。


「ペンギンショー観にいくの?私たちも行くんだー!!一緒に行こー!」


なずなちゃんはまるで、私が見えていないかのように言った。絶対に見えているはずなのに。


真澄君もノーと言えず、結局一緒に行くことになった。

「あの人がなずなが言ってた幼なじみ?めっちゃかっこいいねー!!」


なずなちゃんの友達が言った。


「あ、真澄ー!!ここ空いてるよー!!」


指したところには2人が座れるくらいの席だった。


「おーご親切にどうも。」


真澄君はそう言って座った。


「2人分しかないねー・・・別れてすわろっかー!!私ここ座るねー!!」