雨の日の裏庭で。

「姉さんもね。」


そう返してきたか。


「うーか!!弟でも俺、そろそろ妬くよ?」


真澄君だ。


「え!!ごめんね!!どこから回る?」


面倒そうに立つ翔来に背を向けると真澄君がクスッと笑った。


「ん」


真澄君は右手を出してきた。


「ん?」


あってるかなと思いながら手を繋いだ。


「よし」


合ってたらしい。


「あれ、真澄君に似てるね!」


私が指したのはエイだ。