雨の日の裏庭で。

「一緒に勉強しよ。分かんないとこ、教えあいっこしよ。」


よっし!!頑張ろ!!


「じゃあね、雨花。会えてよかった!!」


そう言うと、不意に真澄君の顔が真面目な顔になった。


「雨花、目、瞑って。」


目?おとなしく言われたとおりにする。


けど、気になって少し目を開いた。


すると、少しずつ真澄君の顔が近づいてきて・・・唇が、触れた。


触れた唇の温度は、同じ。


それは一瞬で。


ぱっと目を開けると、真っ赤な顔をした、真澄君の顔が。