雨の日の裏庭で。

「いた!!雨花!!雨之瀬が倒れた!!今保健室にいる」


李那羽だった。


え!!嘘!!


「行って」


「え」


「行ってあげて。今雨之瀬君はきっと、詩之川さんにとても会いたいはずだから」


私は泣きそうになりながら、こくりと頷いて走って保健室に向かった。


いや、実際ちょっと泣いたかな。


ガラッ


「真澄君!!」


私は保健室のドアを乱暴に開ける。


「詩之川さん!!乱暴に開けないで!!」