雨の日の裏庭で。

え・・・めっちゃうれしい。


「好きだよ、雨之瀬君。」


「俺も、大好き雨花。」


うれしい。好きって言ったら大好きって返してくれることが。


両思いなのがどんなにステキなことか、初めて分かった気がした。



体育の時間。


「あら詩之川さん。体操服、苗字が違うじゃない。借りちゃいけないの、知ってるわよね?」


「お、弟の、なんですけど・・。」


「弟!?そんなウソ、通用するわけないでしょう!」


目を見開いた先生。


ううっ!怖い・・。


ホントのことなのに・・苗字が違う姉弟なんか、あんまいないよね・・。


「ホントですよ、せんせ。」


あ、雨之瀬君・・。


来るの遅いよお・・。