「クソッ! 完全に乗っ取られた。言うこときかねぇ!」
「……っ。たぶん、俺たちの現在地も完璧に把握されてます。どうしますか、このまま夕立に乗りこまれたら、とても太刀打ちできません!」
「ここには来ねぇよ。あいつにはちゃんと見張りがついてんだろ?!」
「けど、忘れたんですか。……夕立響平は、あそこじゃ有名な脱走犯だったんですよ。どんなに対策を取られても、今まで何度も繰り返してたって」
聞き覚えのある言葉が並べられる。
体が開放された私の意識は、また底の方へとゆっくり落ちていく。
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