みのりさんと行くのはいつもの居酒屋


「あたしはビール!
坂倉は?」


「あたしもビールで」


グラスを合わせてカンパイ!


話題はあの3人のこと


「ムカつきますよね
あたし利用されてたんですよね?」


「そうだよ!もっとあの場で怒っても
良かったのにあんたは黙ってるから」


それどころではなかったんだよね
颯斗が急にあたしを
かばってくれたりするから
戸惑ってた。


でもそれって
あたしのためじゃなく
会社の信用問題のためだった。


「あ〜あ 嫌んなっちゃう」


「何が?何に?」


「何もかもですよ」


「そっかぁ何もかも嫌か。。。」


「そう!何もかもっ!」


「じゃあ飲んで飲んで飲みまくろ!」


「いいですねぇー」


とは言え。。。私はあまりアルコールは
強くない。


すぐに酔っ払ってしまう
みのりさんはこう言ったら失礼だけど
底無し沼
みのりさんのペースに合わせてたら
私は大変になる。


「あっ!本当に京田さん呼んじゃう?」


携帯を手にしてみのりさんが言った。


「迷惑ですよきっと」


「なんでぇ?」


「あたしらと2人なんて」


「どう言うことかな?
あたしら2人とと言う意味は?」


「あ。。。
忙しいんじゃないんですかね?
と言い換えます」


「暇人だと言ってたから来るっしょ」


すぐに電話をかけた。