「亜沙美のたった一人の運命の相手はたぶん俺じゃないんだろう。

俺は、、、、

亜沙美が出会わないようにずっと邪魔してきた。

でも、はじめてのチュウも、はじめての男もたった一人でいいんだろ?

だから、俺と一生、一緒にいよう。

……で、返事は……?」


「えっ、、、
なんで?
どうして、知ってるの!?
私がはじめてのチュウも、はじめての男もたった一人の運命の人でいいって、、、、」

「さぁな。」

湊の手がすっと私に伸び、私を抱き締める。