深月は月光の中の陽太を見つめ、ちょっとだけ背伸びをして、その頬にキスをした。
陽太が驚いた顔をする。
「私の舞は終わったから、もう穢れていいんです。
でも――
きっとこれって穢れじゃないですよね。
私、今日は、ずっと支社長のことを考えて舞ってました。
でも、みんな、いつもよりよかったって褒めてくれたんです。
誰かを大切に思うこと。
その人とこれから先、共に生きていきたいと願うこと。
それはこの祭りに託した人々の願いと同じだから。
だから、きっと、貴方のことを思って舞っても、それは邪念ではないし。
貴方に触れても、穢れではないんですよね、きっと」
いついつまでも、大切な人たちと、
末長く幸せに暮らしていけますように――。
その願いこそが人々が祀りを続けていく原動力となっているものだから。
陽太の手が深月の腕に触れた。
そっと口づける。
陽太が驚いた顔をする。
「私の舞は終わったから、もう穢れていいんです。
でも――
きっとこれって穢れじゃないですよね。
私、今日は、ずっと支社長のことを考えて舞ってました。
でも、みんな、いつもよりよかったって褒めてくれたんです。
誰かを大切に思うこと。
その人とこれから先、共に生きていきたいと願うこと。
それはこの祭りに託した人々の願いと同じだから。
だから、きっと、貴方のことを思って舞っても、それは邪念ではないし。
貴方に触れても、穢れではないんですよね、きっと」
いついつまでも、大切な人たちと、
末長く幸せに暮らしていけますように――。
その願いこそが人々が祀りを続けていく原動力となっているものだから。
陽太の手が深月の腕に触れた。
そっと口づける。



