「いっちゃんが帰ったあと、冷蔵庫からデザートとか出してきて、食べながら寝転がってテレビ見てると、あー、やっぱり、ひとりの方が楽だなあって思ったりするのよね」
「でも、それでも結婚したいって思うのが、ほんとに好きってことなんじゃないの?」
と万蔵を迎えに来て、結局呑んでいる条子が言う。
すると、律子が反論し始めた。
「条子さんには、私の気持ちなんて、わからないってー。
手のかかる男ばっかり選んで二度も結婚するような世話好きな人にはー」
「……りっちゃん?
余計なことを言うと、あんたのあることないこと、そのいっちゃんとやらに吹き込むわよ」
ひい、と律子以外の若い女たちも怯えた。
子どもの頃からなにもかも知られている近所のおばちゃんは最強の存在だ。
「でも、ほんと結婚なんて運とタイミングよ」
と万理が言い出す。
「私はね、清春が深月にメロメロだから引いたのよっ。
みじめな思いはしたくないし。
清春に幸せになって欲しかったからっ」
おいおい、旦那も清ちゃんたちの親も居るよ、という顔で、みんなが万理を見たが、万理はおかまいなしに語り続ける。
「でも、それでも結婚したいって思うのが、ほんとに好きってことなんじゃないの?」
と万蔵を迎えに来て、結局呑んでいる条子が言う。
すると、律子が反論し始めた。
「条子さんには、私の気持ちなんて、わからないってー。
手のかかる男ばっかり選んで二度も結婚するような世話好きな人にはー」
「……りっちゃん?
余計なことを言うと、あんたのあることないこと、そのいっちゃんとやらに吹き込むわよ」
ひい、と律子以外の若い女たちも怯えた。
子どもの頃からなにもかも知られている近所のおばちゃんは最強の存在だ。
「でも、ほんと結婚なんて運とタイミングよ」
と万理が言い出す。
「私はね、清春が深月にメロメロだから引いたのよっ。
みじめな思いはしたくないし。
清春に幸せになって欲しかったからっ」
おいおい、旦那も清ちゃんたちの親も居るよ、という顔で、みんなが万理を見たが、万理はおかまいなしに語り続ける。



