好きになるには理由があります

「どうしようっ。
 私、妄想する相手すら居ないんだけどっ」

「大丈夫ですよっ、金子さんっ」

「そうよっ。
 居ないからこそ、今日、見つけるんじゃないっ」
と純と沙希が慰めている間に店に着いた。