好きになるには理由があります

「そして、案の定、一人暮らししても、弁当屋で済ませて、自分で作る気はないんだな……」
と再び、半眼の目で見られ、

「あっ、朝食作っていただいたので、私が片付けますねー」
と言って、深月は慌ててトレーに皿を重ねて逃げた。