「声をかけるのに戸惑ってたらレンタルショップに入ったから出てきたら声をかけようとまってたんだ。
そうしたら男にからまれて嫌がってるのに腕を捕まれててそれを助けたんだ。

すごく怯えていたから思わず手を握り家まで送るって、そこにお前が居合わせた。
悪かったな。
虎太朗の婚約者に手を出すつもりはないから。思わず好きだなんて口にして悪かった」

「俺ははじめてこんなに嫉妬した。
俺が唯一かなわないって思ってるのが湊だから。

誰にも渡したくなくてこんな指輪で縛り付けてる俺って最低だな。

葵が好きすぎてたまらないんだ。

大学を卒業するまで手を出さないって親と約束してるのに、抱きたくて俺だけのものにしたくてたまらないんだ。」