未完成な好きが、恋に変わるまでそばにいて。


「そっか。余計なことしたんじゃないかって心配してたからよかったよ」


余計なことなんてとんでもない。

驚いて何度も首を横に振ると、彼は頬を緩めたあとまたスポーツ飲料を飲んでいる。


「時々一緒にスリーバイスリーやってる人いるよね。あの人たちは、誰?」


ずっと聞きたかったことを尋ねてみる。


「あぁ、あの人たちは、体育大の大学生」
「えっ、大学生?」


どおりで体ができあがっていると思った。

でも、それじゃあ大学生相手にシュートを決めていたってこと?


「そう。大学でバスケ部に所属してる人たち。練習がないときに時々遊びでやってるのを見て交ぜてもらうようになったんだ」


あれ?


「体育大って、関東体育大のこと?」


近くにあるのは関東体育大くらいだ。

あの大学のバスケ部って、インカレで優勝しなかったっけ?
兄も行きたいと言っていたはずだ。


「うん、関東。ここに来るメンバーは大体一緒で、中にはスターターもいるよ」
「すごっ」