新入生の中でバスケが出来そうな奴を見つけなければ。

バスケ部のマネージャーとして重要な仕事。

なんとしてもやり遂げなければ!

「キャー!!」

と、女子の叫び声が聞こえた。

叫び声が聞こえた方を見ると人だかりができていた。

何?これ。

その時、突風が吹いた。

「ひゃっ!」

桜の花びらが舞った。

ピンク色が空を飾った時、横を男子が通っていった。

金髪の背が高い男子。

先輩や同級生にはない、きらめきを放っていた。