家にいても、居心地の悪さは変わらなかった。


いつ、どんなタイミングで援助交際をしたことがバレるかわからない。


あの写真を見てしまっただれかが家に電話してくるんじゃないか?


そんな不安が常につきまとっていた。


夕飯後あたしは早々に自室へ戻り、ベッドにもぐりこんでいた。


明日はいつもより早めに登校して、チヒロが来るのを待とう。


そう考えて、目を閉じたのだった。