「ていうか、何？突然、そんなコト言ってさ…」



平静を装いながらも、部誌から祥太の方へと視線を上げる。
全然見ていないようで、実はかなり人のことを見てるヤツ。
それが、この目の前で未だにこにこと微笑み掛けてる祥太の…良い所だとは思うけど。




今更、吐き出せないよ……。
子供のようだと言われても。
自分でだって上手く制御出来てない部分を、曝け出せるわけがない。