「俺、こんなんで、ばかだけど。ずーっとあこちゃんを幸せにする自信だけはあるから。だから…俺と…近い将来…結婚して下さい」
「…っ…、は、ぃ…っ」
涙がポロポロと溢れ出す。
まさか、このタイミングで、将来の約束をしてくれるとは思っていなかったから…気持ちが心に追い付かなくて、ただただドキドキと胸が高鳴るのを感じていた。
「あこちゃんの、泣き虫」
「〜っ、しーちゃんの前でだけだもんっ」
「俺以外の奴の前でこんな顔したら、俺相手に何するか分かんないよ?」
「だから、しーちゃんにだけだってば!」
「ん。可愛いなぁ…あこちゃん。俺だけのあこちゃん。あーこーちゃん」
「しーちゃんだって、そんな優しい顔、他のコに見せちゃやだよ?」
と、指を絡ませると、静人は益々柔らかく微笑んで来て、こっそりと耳元で囁く。
「愛してる」
と…。
こんなにも、好きで好きで好き過ぎる人に巡り会える可能性は、どんな確率よりも低いって、誰かから教えてもらった。
だから、私は今凄く幸せで…泣きたくなるくらい、胸が愛しさでいっぱいになるんだ。



