授業が終わり、私は教室を出た漣瀬君を追いかけ、腕を掴んだ。

「ん?どした?」

とぼける漣瀬君。

「あ、あのさ、さっき教えてくれた中国語…あれどういう意味だったの?」

私が尋ねると、漣瀬君は私の顔をじっと見て、

「あなたは馬鹿です。」

と、サラッと言い、トイレに行くからと再び歩きだした。

は…はあ?!

これが、私が初めて漣瀬君にされたイタズラだった。
…のだけど!
こんなのはまだ序章に過ぎなかった…