【短】私が「好き」だと言っても貴方はただ、曖昧に笑うだけなのでしょう?

すぐに、別れるべき。


そう思えば思うほど、想いが昂って求めてしまい歯止めがきかなくなってしまった。


泥沼に陥る気分とはまさにこのことなんだろう…。


人目を気にしなければならない、二人だけの秘密を共有した関係に、溺れてしまったのは私の方で。

彼は何時だってスマートに且つ巧妙な手立てを持って、この危うい関係を楽しんでいるようだった。

それが、非常に腹立だしい反面…悲しかった。