しんとするリビングで1人考え込む。


女子高生だし、犯罪をやらかしたとしても窃盗とか暴力とかだと思ってたけど、薬の密売は想定外だったな。


大事にしてるとか言いつつも、薬を売らせることを強要するような真似はしないはずだろうし。


どうも矛盾してるような気が……そもそも向こうにとっての愛がそういうことなのかもしれない。


自分と近い歳というのもあって、三村 胡桃を可哀想と思ってしまった。



だが、捜査中だからそういう情は後回し。


今は朔夜がその三村胡桃と接触するためにサポートをするのみ。


よし、情報もっと集めてこよう……!



朔夜も寝ていることだし、今日はもう寝て明日また再開しよう。