小さく笑い、ラップがかけられたお皿をリビングに持っていく。


ラップを開けてすぐに、私は目をキラキラと輝かせた。


お皿に4つのサンドウィッチがきれいに盛りつけられていたから。


そのサンドウィッチのひとつを手に取ってひと口食べてみる。


「おいしい……」


悟さんの作ったサンドウィッチ、おいしい。


残る3つのサンドウィッチも食べ、お皿を洗う。


お皿を洗い終えたあと、洗濯機がある場所へと移動した。


私や悟さんたち5人が出した洗濯物を洗濯機から取りだし、外に干すため。


洗濯物すべてをカゴに入れ、カゴをベランダまで持っていく。