アブナイ王子様たち

もしかして、悟さんか翔さんか誠さんか薫くんか匠くんのうちの誰か?


それとも、他の誰か?


だんだん足音が近づいてきて、その足音が私のすぐそばで止まった。


「ようやく目が覚めたね、愛海ちゃん」


ん?


この声は……。


「あ、あなたはいったい……」


「俺?


俺は、愛海ちゃんをずっと見てたやつだよ」


ずっと見てた……?


もしかしてストーカー⁉︎


気味の悪い手紙を送ったり、怖いメッセージを送ったりしたストーカー……⁉︎


ストーカーの正体が、今あきらかになるの?


そう思い、声の主らしき人物の顔を視界にとらえる。


その瞬間、体に電気が走るような衝撃を覚えた。


「う、嘘……なんで……⁉︎」