【短】今更好きだと伝えてもいいかな…



「はぁ…本当にまいったな…」


ここの所、深いため息ばかりを吐いていて、ユキヤやオサムにも心配される始末…。



「そんなに、強く想ってんなら、告白でもちゃんとして、自分の気持ち伝えればいいんじゃねーの?」


オサムにはそう諭され。


「らしくないねぇ」


なんて、ユキヤには意味深に微笑まれたけど、今の俺にはどうすることも出来なかった。



『崇史くん、部活忙しいみたいだね。体には気を付け!応援してます。真梨恵』


温かいメッセージへの返信も出来ないまま、時間は刻一刻と進んでいった。



今、俺が貴女を欲しいと言ったとして。
そうしたら。
貴女は差し出してくれるの?
それって、同情?
だったらいらない。
もう何も望まない。

貴女自身が振り向かないなら。

…離れるしか、ないよ。

俺はそんなに大人じゃないから。
割り切れるほど、出来てないから。