「ずっと嫌われてると思ってたから、好きだって言ってくれて嬉しい…」
「真梨恵さん…」
「崇史くんだけじゃない、よ?私もずっと…求めてた…」
握られた手がそのまま彼女の口唇へと導かれる。
じんわりと温まるようなキスを手の甲に落とされて、躊躇いがちに上目遣いをされた。
「ずっと、ずっと…崇史くんのこと、求めてた…の…」
懇願にも近い告白。
彼女が触れた場所からそのままドロっと蕩けてしまいそうだった。
「ねぇ…真梨恵さん…」
ごくりと息を飲み込んで、彼女の名前を呼んだ。
「真梨恵さんの家、行っても、いい?」
「うん…」
「それで、さ…」
「…うん?」
「帰ったら、真梨恵さんのこと…」
その先のセリフはキスで隠した。
「ね?…だめ?」
するりと柔らかな髪の一部に口唇を持っていってキスをしながら、そう尋ねると…。
「だめ…じゃない、よ?」
恥ずかしそうに、そう呟く彼女はそっと瞳を閉じた。
少しだけ噛み付くようなキスをして…身体を寄せ合う。
もう、イメージだけじゃお互いに保てなかった。
いつもいつも、キミとの間に確率なんて言葉は成立しなくて。
数字でなんて表せなくて。
柄にもなく、悩んだり落ち込んだりしてしまうけど…。
今、腕の中で微笑んでくれるキミを抱いて、何度だって口にしていこう。
「真梨恵さん好きだよ」
確かなものが見えない世界なら。
自分次第で全てを描き直せばいいよ。
Fin.
「真梨恵さん…」
「崇史くんだけじゃない、よ?私もずっと…求めてた…」
握られた手がそのまま彼女の口唇へと導かれる。
じんわりと温まるようなキスを手の甲に落とされて、躊躇いがちに上目遣いをされた。
「ずっと、ずっと…崇史くんのこと、求めてた…の…」
懇願にも近い告白。
彼女が触れた場所からそのままドロっと蕩けてしまいそうだった。
「ねぇ…真梨恵さん…」
ごくりと息を飲み込んで、彼女の名前を呼んだ。
「真梨恵さんの家、行っても、いい?」
「うん…」
「それで、さ…」
「…うん?」
「帰ったら、真梨恵さんのこと…」
その先のセリフはキスで隠した。
「ね?…だめ?」
するりと柔らかな髪の一部に口唇を持っていってキスをしながら、そう尋ねると…。
「だめ…じゃない、よ?」
恥ずかしそうに、そう呟く彼女はそっと瞳を閉じた。
少しだけ噛み付くようなキスをして…身体を寄せ合う。
もう、イメージだけじゃお互いに保てなかった。
いつもいつも、キミとの間に確率なんて言葉は成立しなくて。
数字でなんて表せなくて。
柄にもなく、悩んだり落ち込んだりしてしまうけど…。
今、腕の中で微笑んでくれるキミを抱いて、何度だって口にしていこう。
「真梨恵さん好きだよ」
確かなものが見えない世界なら。
自分次第で全てを描き直せばいいよ。
Fin.



