でも、彼が凄く…見たこともない破顔の笑みを溢しているから、それ以上何も言えずに、もっともっと顔を赤くするしかなかった。
「も、もう!いつまで、手握ってんの!これじゃ日誌終わらないじゃん!」
照れくさくて、それだけ言うと彼の手から逃れようとしようとする。
けれど、彼はその手をもう一度ぎゅうっと掴んで…。
「好きだよ、聖月…」
なんて、言ってくる。
そして、ぱくぱくと、口を開けたり閉じたりする私に悪びれもせずににっこり笑ってから、
「あぁ、そっか…じゃあ、一緒に帰ろ…」
と、指にキスを一つ落とす。
「話の脈絡がなーい!!」
恥ずかしくて、恥ずかして爆発してしまいそうな私。
彼は、そんな私にまた優しく微笑んだ。
「も、もう!いつまで、手握ってんの!これじゃ日誌終わらないじゃん!」
照れくさくて、それだけ言うと彼の手から逃れようとしようとする。
けれど、彼はその手をもう一度ぎゅうっと掴んで…。
「好きだよ、聖月…」
なんて、言ってくる。
そして、ぱくぱくと、口を開けたり閉じたりする私に悪びれもせずににっこり笑ってから、
「あぁ、そっか…じゃあ、一緒に帰ろ…」
と、指にキスを一つ落とす。
「話の脈絡がなーい!!」
恥ずかしくて、恥ずかして爆発してしまいそうな私。
彼は、そんな私にまた優しく微笑んだ。



