………………。


「っはぁ………私もっ!あやちゃん補給なんだからね!」


なーんて、可愛いコトされちゃったから、かなりご機嫌。
まさか朱莉サンからディープなちゅーを貰えるとは思わなかったしね?
てか、オレの躾がいいのか悪いのか……。
新條のちゅーは巧みデス。

うーんと、オレとしては、このまま流されちゃいたかったんだけど。
いい具合に、新條のお腹がきゅるるるって鳴り出して、ハッと我に返った新條は、自分からの攻撃に、真っ赤になってどもりながらもう一度、俺に対して食事のお誘い。


「あっ、あやちゃん!!ご飯!行くよ!」


ねぇ、その表情、反則じゃない?
思わず、

『じゃあ、オレでも食べる?』


なんて、言いたかったけどね。
可愛い新條を餓死させるわけにはいかないから、大人しく浴衣から服に着替えることにしたんだ。