葉月葵が私のところに駆けてきた。




「おはよっ!!莉那!!」




「おはよう。また喧嘩したの?」




「うん。デートしようって海璃が言ったのに、遅れてきてさ。これで3回目。」




おぉ、3回目はやばすぎ。




「もーーーー!!伽斗からも海璃に言ってやってよ!!友達でしょ?」




「そうは言ってもなーー。あいつの遅刻には俺も困ってるし。まぁ、カップル同士上手くやってよ。」




「、、、ムカつく。でも、2人もデートしてるんでしょ?」




私と伽斗は顔を見合わせて、頷いた。




もう、付き合ってから何ヶ月かしたから照れることもあまりなくなった。




「ふーーーん!!上手くいってるなら良かった!!お似合いだもんね。2人。」





「そう?」





「うん。周りからなんて言われてるか知ってる?二人とも天然カップルだって言われてるよ?」





「「天然カップル?」」





初めて聞いた!