伽斗はほぼ私と一緒に響樹のお見舞いに来ていた。




海璃と葉月葵が付き合って一緒に帰らないって言うのもあるけど、この時期バイトがたまにしかないから暇ってこともあるらしい。




アイスをこんな寒い時に買うやついないって、、、




まぁ、そりゃそうよね!!




だから今、オーナーと海璃が冬のメニューを考案中らしい。




その間伽斗はバイトがお休み。




私としては、伽斗といる時間が長くなってちょっとラッキーかななんて思ったり。




でもこんなの、響樹にバレたら最悪な姉なので、この下心は絶対秘密。




でも、、、、、、、3割下心。




ごめん響樹!!




病院まで来ると、病室に向かう。




「響樹入るよー?」




「おぅ。」




中に入ると、眼帯をしてバスケットボールをくるくる回している響樹が。




「ちょっと!退院だからって危ないよ!!」




「大丈夫だよ。悪いのは目だけだから。」




「そんなこと!ほら、お医者さん呼ぶから座ってて!!」