すると、またアヤミさんからメッセージが届いた。
そして私はこのメッセージを読んで、2度といじめを正当化したりしないと決心した。

アヤミ
『こちらこそ、あんな夢見させちゃって本当にごめんなさい。

でもね、あれは私の実体験なんだ。

社会人て嘘ついてたけど、私本当はあなたと同い年なの。

私は去年、さっきあなたに見せた悪夢と全く同じ事をクラスメートにされ続けて、冬休みに自殺したんだ。あなたみたいに、2年生になれなかった。

私は、いじめっ子といじめっ子の味方をする奴らを許せなくて、死んでからずっとそういうやつらに『いじめられっ子体験』をさせてきた。
でもほとんどの人には効果が無かった。夢だとわかると誰も改心しなかった。

でも、リアちゃんは分かってくれたんだよね。私すごく嬉しいよ。

リアちゃん、怖い思いさせて本当にごめんなさい。
それから、ちゃんと理解してくれてありがとう。』