ドサッ

部屋に入るとすぐ、麗也は歩乃をベッドに強く押し倒した。
そして、歩乃の上に馬乗りになり、左手で歩乃の両手を拘束した。

「お前何してたんだよ…何で既読あんなに遅いんだよ…男と居たんだろ?年上の男の社員たちに色目使ってたんだろ?!」

目と顔を真っ赤にして歩乃を責める麗也。

「そんなことしてない!今日はちょっと仕事が長引いただけで…」

「くだらねえ嘘つくんじゃねえ!」

バシッ

鈍い音が部屋に響く。