君からのヘッドフォン

がっくり肩を落とすみっちゃん。

仕方ないじゃん、興味ないんだもん。

私には声優さんがいるし。くゆりさんがいるもん。


「うーん…、栞帆ちゃんの声優さん愛はすごくわかるし、くゆりさん?について語ってる時も楽しそうで好きだけど…。
やっぱり栞帆ちゃんにも恋はして欲しいなぁ」


寂しそうに呟くみっちゃん。

そういうけどね、みっちゃん。

わかんないんだもん、男の人の気持ちって。

私、男じゃないし。わかんない。

だから、ただ2次元を彷徨って、くゆりさんを好きでいる時間が楽なんだよ、ごめんね。