笑いかけると2人は嬉しそうに教室を後にした。
私はギターを手に、ノートを広げた。
はぁ、、、、、、、
全然上手くいかない。
何もかも上手くいかない。
歌詞も書けない。
メロディーも出来ない。
お母さんの上手くいかない。
波人と、上手くいかない。
はぁーーー、何してんだろ。
ボールペンを置いて私は項垂れた。
「、、、、、、もう、嫌になる。」
全部全部。
「、、、、、、寝てんの?」
「、、、、、、寝てない。、、、ん?」
私は後ろを振り向いた。
「えっ!?なんで波人いるの!?」
そこには水泳部のジャージを着た波人の姿が。
「忘れ物取りに来たら、微妙なギターの音が聞こえたから。」
ドラムを触ってみたり、キョロキョロしながら波人が言う。
微妙、か、、、
確かにね。
今の私には波人がいて嬉しいという気持ちより、この憂鬱な気持ちの方が大きくて、また机に項垂れる。
すると波人が私の机の前にしゃがんで、私の顔にかかった髪をよけて、
「つまんない顔。、、、、、、でも、俺と同じ目してる。」
私はギターを手に、ノートを広げた。
はぁ、、、、、、、
全然上手くいかない。
何もかも上手くいかない。
歌詞も書けない。
メロディーも出来ない。
お母さんの上手くいかない。
波人と、上手くいかない。
はぁーーー、何してんだろ。
ボールペンを置いて私は項垂れた。
「、、、、、、もう、嫌になる。」
全部全部。
「、、、、、、寝てんの?」
「、、、、、、寝てない。、、、ん?」
私は後ろを振り向いた。
「えっ!?なんで波人いるの!?」
そこには水泳部のジャージを着た波人の姿が。
「忘れ物取りに来たら、微妙なギターの音が聞こえたから。」
ドラムを触ってみたり、キョロキョロしながら波人が言う。
微妙、か、、、
確かにね。
今の私には波人がいて嬉しいという気持ちより、この憂鬱な気持ちの方が大きくて、また机に項垂れる。
すると波人が私の机の前にしゃがんで、私の顔にかかった髪をよけて、
「つまんない顔。、、、、、、でも、俺と同じ目してる。」