柊仁くんを見ないと言われてから1ヶ月。 学校に行くと、何だか騒がしかった。 それと同時に、なんだか胸騒ぎがした。 「え、嘘でしょ?!」 「なんで柊仁が」 「…本気で好きだったのに」 女の子たちのそんな声が聞こえて、 近づこうとした時。 「莉果」 「ゆ、悠哉くん…」 「おいで、美結たちもいるから」 優しい声で、そう言ってくれる。 けど、何だろう。この違和感。