強制食料制度

その隙に元子が再びバッドを振り上げた。


まずい!


咄嗟の判断で持っていた石を元子へ投げつけた。


しかしコントロールが失われていて、石は横に逸れてしまった。


「死ね!」


元子がニタリとした笑顔を浮かべてバッドを振り下ろした……。