その思った瞬間、あたしは身をひるがえしてガードレールを飛び越えていた。 ガードレールの向こうにあるのは大きな川だ。 真っ暗で川の中がどうなっているのか見えない。 でも、迷っている暇はなかった。 あたしは暗い川へと身を投げたのだった。