2人の映像を見れば、このペンはバカが扱える道具じゃないことはすぐにわかる。


だから友里恵と2人で交互に利用して常に記憶を共有することにしたのだ。


そうすれば、2人のようなヘマも減る。


「見てなよ。これからこのクラスのトップに立つのはあたしたちだから」


メモ帳を取り出し、あたしはニヤリとほほ笑んだのだった。



END