☆☆☆
「なにしてるの?」
そんな声が聞こえてきてハッと息を飲んだ。
トイレの入り口に立っているのは夕子だ。
咄嗟にメモ帳をポケットに入れて隠す。
「ジュース頼んだのに、どうしてトイレにいるの?」
夕子はゆっくりと近づいてきながらそう言った。
「ちょっと寄ってただけ」
早口にそう答え、夕子の隣を通り過ぎて外へ出ようとする。
けれど夕子がそれを許すワケがなかった。
「さっきなにか隠したよね」
「別に何も」
そう言い終わらない内に、夕子の拳があたしの腹部にめり込んでいた。
「なにしてるの?」
そんな声が聞こえてきてハッと息を飲んだ。
トイレの入り口に立っているのは夕子だ。
咄嗟にメモ帳をポケットに入れて隠す。
「ジュース頼んだのに、どうしてトイレにいるの?」
夕子はゆっくりと近づいてきながらそう言った。
「ちょっと寄ってただけ」
早口にそう答え、夕子の隣を通り過ぎて外へ出ようとする。
けれど夕子がそれを許すワケがなかった。
「さっきなにか隠したよね」
「別に何も」
そう言い終わらない内に、夕子の拳があたしの腹部にめり込んでいた。



