たしかに夕子たちはクラスの中心的なグループだ。


だからこそ、あたしの立場は一気によくなることができた。


「大丈夫だよ。夕子だっていい子だし、ツグミともまた一緒にご飯が食べたいって言ってた」


「そうなんだ? それならよかった」


ツグミはそう言って笑ったのだった。