叶わなくてもいいから、恋したい。

「なんでひなが出てくるんだ。。」

「NYから帰って来たんだって。昨日連絡きた。」

よりによって、このタイミング。。

「で、俺のとこにくるのか?」

「多分ね。」

嘘だろ。。。

「これ。ひなちゃんが送ってきた。」

渡されたのは、桃華がさっき持っていた封筒だった。

中を見ると、手紙が入っていた。

「ひなちゃんの思いが詰まってるから大事に読んでよね。」

こうして、俺は家に帰ることにした。