「何でだよ!なんで、てめぇに決められなきゃいけねぇんだよ!」

こいつ、マジ何様のつもりなんだ?

ドン!

「私はお前のために言ってるんだ!」

突然、テーブルを叩くもんだから驚いた。

「俺の為じゃねぇよ!自分のためだろ?」

いつもそうだ。

俺を学校の校長にしたがる。

「恋愛は今のお前には必要ない。」

「てめぇに俺の何が分かるんだよ!」

好きな子とカレカノになって何が悪い。

「お前になんと言われようと俺はあいつと別れねぇ!」

自分の部屋に戻ろうとすると引き止められた。

「ちょっと待て。」