叶わなくてもいいから、恋したい。

「じゃ、ここで。」

夜も遅いので今日はお開きとなった。

「佐川、りかを送ってけよ。」

「襲うなよ!」

「襲わねぇし。送ってくわ。」

離していた手を再度繋ぎ直した。

「西牧、行こ。」

「うん。」

本当にカレカノになったのかと思うと夢みたいだ。

このまま、帰りたくない。