なんていうか、いじめられることにも疲れたし、寒さでぼーっとなってしまっているのかも。
とにかく疲れた、もうなにもしたくない。
そういう感覚だった。
「じゃあ、もうこの際、秋田君はやめて俺にしない?」
「えっ、じゃあ、って、そんな唐突に……」
吉岡君のいきなりの再告白に、思考停止しかけた脳が無理矢理起こされた。
びっくりした。
「俺となら女子からいじめの的にされることもないし」
「え……なんでいじめのこと……」
「好きだから。見てればなんとなくはね。確証はなかったけど。でもさっき教室のカバンのとこにビニールに入った靴があったから、ビンゴだと思ったよ」
「あ……」



